2011年11月1日火曜日

目先の快楽の向こう側

久しぶりのブログ。
少しこれまでのことを振り返っておくことにする。
起業について、4月21日に登記を済ませ、現在は法人として活動している。
といっても、一人社長の零細事業ではあるが。

この10ケ月、これ程自分の内面を見つめたことはない。
自分でいうのもなんだが、やはり自分は真面目すぎる、
正直すぎるのだと行き着く。
商売の世界では、欲望が強い、図々しさ、行動力、ポジティブ思考の人間の方が
向いている。

自分は、頭でっかちで理想にこだわり過ぎて、慎重派だ。
上手くいけば気分は上昇し、下手をすれば下降する、平常心をまだまだ保てない。

自分が求める世界、それは誇大広告、煽りを駆使した金儲けとは正反対の思想だ。

個人も、ビジネスでも、投資でもFXでも、学んで、実践し、経験し、成長し、
人間としての器を大きくいすることが大切だと思っている。

これは、どちらかといえば、教育産業、財団やNPOのような非営利団体の思想だ。
実際に、商品化している教材はそのような思想に基づいて企画、制作している。

FXという分野では、誇大広、自動売買で知識など不要という怪しげだが、
魅力的?なキャッチコピーが雑誌、ネットなどのメディアでも頻繁に見かける。

投資をやっていない人までもFXは『怖い』『怪しい』『難しい』『ギャンブル』など
ネガティブな印象をもってしまっている。

これを変えたいと願う人たちは、私も含め大勢いるのだろうが、その声は、
世間には届かない。トレーダー達には馬の耳に念仏だ。

一攫千金を夢見て、資金を失う。勝ち組はわずかだという現実。
自分は特別だという意識は誰にでもあるが、それを体現できるひとはほとんどいない。

自分自身の成長に『投資』することをしない人で、成功者になるこは決してできない。
人は安易で快適な、怠惰で快楽的なことに流されてしまうものだ。
これは、心理学の中では、遺伝子レベルのものであるため、どうしようもないらしい。

しかし、その目先の快楽よりも大きな願望、やりたいことが
強く明瞭にイメージできている場合に、その快楽に打ち勝ち、願望をかなえる、
すなわち成功へ近づくことができるという。

ほとんどの人は、強く明確な願望が見つからない。

だから、それが見つかった人は、それだけで半分以上成功したようなものだ。

かくいう私も、まだまだ、目先の快楽に負けることも正直多い。
でもこのことを知っているため、セーブすることができるし、
『自分が何を望んでいるのか?』という問いを頭の片隅に常においている。

自分と向き合う時間を意図的に、定期的に計画的に取るこをを御奨めしたい。

一度だけの人生、終末にやらなかった後悔のないように心がけよう。

失敗は、敗北ではない、キャリアとなるものだから、過剰に恐れることはない。



以上