資産とは何か。
ビジネスし、継続させていくためにはその考え方を知っておくとよい。
お金、家、土地、株などを真っ先に思い浮かべましたか?
簿記や会計を学んだことのある人は、
貸借対照表、いわゆるバランスシート(B/S)を思い浮かべたのでは?
そう、会計の概念で資産とは、
自己資本や、他人資本の運用状態と捉えます。
つまり、自分のお金と人から借りたお金、積み重ねた利益の形を変えた姿であると。
お金⇒家、土地、株
上記のように、
一般的には、上記のような目に見えるものや権利などの無形の物を指します。
しかし、本当の資産とはそれだけでしょうか?
家族や人脈だって資産ですよね。もちろん、私や、これを呼んでいるあなた自身も。
私が考えるビジネス上の資産とは、
お金を生み出す仕組み、またはそれを生み出せるチカラを持つ人
資産性(資産の価値があること)とは、平たく言えば、
将来稼ぎ出す利益の額が大きいほど資産価値があるということになります。
資産価値を高めるチカラとは一体なんであるか。
情報、知識、知恵、ノウハウ、人脈など、つまり人間自体です。
ですから、もちろん、個々の人間によってその大きさが異なります。
しかし、正確に測ることはできません、予測することも困難です。
ですので、誰がお金を生み出す仕組みを考え出せるか分からないんです。
もちろん、そのために必要なマーケティングやコピーライティングなどの
知識が豊富であれば、可能性は高まるでしょう。
しかし、そんなことを一切知らなくても沢山稼いでいる人もいます。
つましは、
誰でも可能性があるという事。悲観することも、自分を卑下することもないんです。
「根拠のない自身を持て」と、ソフトバンクの孫さんも言っています。
でも仕事の極意で、自身について触れています。
考えることと出来ることは、可能性を出来る限り高めることです。
(1)お金を生み出す情報やノウハウは一体何なのかという事を知る。
⇒そのビジネスでの過去と現在の成功モデル(ビジネスモデル)を学ぶ
(2)その分野について、深く知り、どのモデルが適当かを検討する
(3)戦略(仮説)を立てる
(4)戦術を練る(稼ぐための実践的な知識やツールを駆使した作戦)
これだけでは当然ないのですが、大まかにはこの流れは最低限踏まえなければ
成功は普通は難しいと思います。
オリジナルが大切だと、よく言われますよね。
でも、オリジナル=ゼロベースに新しいものを創りだすことと思われがちですが、
こんな考え方もあるんで、紹介します。
ジェームス・W・ヤングので語っているのですが、
「既存の要素×既存の要素」・・・A
上の式のように、個々では既存でもそれらの掛けあわせを変えるだけで
十分、新しいオリジナルなアイデアとなるという考えかたです。
もちろん、「新規の要素」があればもっともっと幅が広がります。
さらに言えば、たとえ同じ要素を使ったとしても、
人それぞれ、経験や知識、思考が異なるので全く同じものはないんです。
式で書くと、
「 A×個人 = ∞(無限) 」
どうですか?なんだか気持ちが楽になってきたでしょう。
才能のある人は特別だなんて、考えなくてもいいんですよ。
凡人の我々だって、知って、考えぬいて、やり抜けば、
結果がだせる可能性は十分にあるんだということを知ってください。
成功してない人間が、偉そうに言うなと言われそうですが、
私は自分を信じているし、スポーツのように肉体的な才能(生まれつきのもの)
がなければ成功できないワケじゃないんです。
ビジネスは、
東大クラスの頭脳がなければビジネスで成功できないってことではないでしょう?
自分を信じて、ブレないことが大事なんだと思います。